お袋の味

とでも言いましょうか、育った環境・家庭で親しんできた味とでも言いましょうか。

この相性は生活を共にするにあたって、とても大切なポイントですよね。

毎日のことですから。

また「胃袋を掴む」という言葉があるように、男性が「この人とずっと一緒にいたい!」と思う大きな要素の一つのようです。

彼女の全ての味付けが美味しいだけでなく、好みの味にバッチリ合えば良いのですが、それはなかなか難しいことかもしれません。

なぜなら、これもまた生活を共にするまでの長い年月で培われたものだからです。

このことは以前の投稿にも書いたように、「価値観」と同じカテゴリーなのです。

つまり、合わないかもしれないことを前提に、お互いの好みを知って歩み寄ろうとする意識が必要になります。

お互いに。

きっと、お料理を作る側の人は美味しく食べてもらいたいと一生懸命に作るわけですから、食べる側の人もまずは感謝の気持ちや労う気持ちがなければ、作る側の人が救われません。

作る側の人も、「頑張ったんだから喜んでよね!」という気持ちが強すぎるよりも、「どうかな?お好みに合うかな?」くらいの気持ちでいると、食べる側の人から何か意見があった時に受け止めやすいのです。

でも、間違いなく言えることは、双方に思いやりの気持ちと歩み寄ろうとする気持ちが必要不可欠ということです。

せっかく愛し合って生活を共にすることになったお二人ですから、「価値観が合わない」と決めつけてしまうことと同様に、「なんで好みに合わせないんだ!合わない!」とお互い決めつけてしまうことがないことを祈ります。

そんなことも含めて、思いやりと歩み寄ろうとする気持ちの溢れた幸せなお二人になっていただきたいと心から思います!

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