お盆休暇など、少し長いお休みにはそれぞれの実家に行く機会が多いですよね。
パートナーの親と良好な関係なら良いのですが、そうでもない場合もあります。
どんなに愛し合って結婚しても、本人同士だけの問題ではないのが結婚です。
色々なことがあります。
楽しいこともあれば、そうでないことも。
先日、友人からこんな話を聞きました。
「子供の躾のことで旦那と揉めたの。子供達が寝静まった後に何時間も責め立て続けられなの。私も感情的に子供を叱りつけてしまったことは悪かったと思うんだけど、『あんな躾の仕方はしない約束だろ!あんなのお前の親と同じだ!オレはお前の親みたいな躾は絶対にしたくないんだ!』って言われたの。確かに私の親は良くないこともあるけど、あんな風に言われると怒りを通り越して悲しくなってくる。どんな問題がある親でも他人である旦那にあんな言い方はされたくない。これから一生を共にしなければいけないかと思うとゾッとする!」と。
詳しく聞いてみると、彼女の子供に対する態度は確かに感情的であり、子供との関わり方を少し考えてみる良い機会なのではないか、と私も思いました。
ですが、彼女が反省の弁をご主人に伝えたにも拘らず、ご主人のお説教は続いたそうです。
そして、
「オレはお前の親みたいな躾は絶対にしたくないんだ!」と。
これ、言っちゃダメな一言ですよね。
彼女の親を否定しているだけでなく、その親に育てられた、愛し合って結婚したはずの彼女のことも否定しています。
子は成長過程で親の影響を受けないわけがないのですから。
どんなに子供である本人が自分の親の悪い部分を把握し、そう発言していたとしても、「家族」とはいえ他人から言われるのは心が悲鳴を上げないわけがありません。
私が皆さんにお伝えしたいのは、事実を見て見ぬ振りをすることではなく、(この場合なら)「オレ達は子供が生まれた時に、どんな風に躾けていこうって約束したか…覚えてる?」と投げかけて時間を与えて本人に考えさせ、気づかせ、気持ちを整理させるのがベターです。
彼女の話を聞いていて心が痛くなりました。
どんな親(ないし保護者)でも、愛されたいと誰しも深層心理では思うものですし、やはり大切な存在なのです。
どうか、愛するパートナーとの絆をより深めるためにも、パートナーの親の悪口だけは言ってしまわないようにお願いします。
これからプロポーズ、そして結婚に向けて進んでいく幸せな方々も、いつか発生するかもしれない問題です。
私の友人のような話でなくても、「あなたの親って嫌味なこと言う人ね!」や「お前の親ってだらしないな!」などと言いなくなるような場面は長い一生の中で発生する可能性は低くありません。
でも!怖がらないでくださいね!
今回お伝えした注意ポイントを心に留めておかれるだけでも確実に違いますから!!
そして、パートナーとの信頼関係構築も必ずグーンと進みますから!!
幸せな結婚生活に向かう皆様を心から応援しているkyukonチームけこりんでした。
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