皆さんは、パートナーに直して欲しいことがありますか?
多かれ少なかれ「ある」のではないでしょうか?
だからと言って、常にダメ出しばかりでは相手の心も、また自分の心もささくれ立ってしまいますよね。
人は慣れ親しんでくると、お互いの感情が良くも悪くもさらけ出されます。
たまには感情をぶつけ合うことも良いかもしれません。
ですが、もしもパートナーと長い人生を共にしたいと望むのであれば、感情のぶつけ合い方には一定のルール、つまり配慮や思いやりの気持ちが不可欠です。
相手を思いやる気持ちを忘れた感情のぶつけ合いは、ただのいがみ合いであり、敵対であり、傷つけ合いの泥仕合いに発展してしまいます。
そうなると、「なんでいつもこうなの?!」「もうムリ!!」という破綻的な感情に陥ってしまいやすくなります。
もしもパートナーに直して欲しいことがあるなら、いきなりのダメ出しではなく、またいきなりのアドバイスでもなく、まずはフィードバックすることをお勧めします。
フィードバックとは、結果を原因側に戻すことです。
パートナーに現状を把握してもらい、自ら考えてもらうために、事実ベースでフィードバックします。
その後にアイメッセージ(私としてはこう思う)を添えるのです。
もちろん感情的にアイメッセージを伝えるのではなく、「感情を」「冷静に」伝えるようにすると効果的です。
(あまりにも感情が波立ってしまった時には、冷静になれるまで、例え数秒でも時間を置くことが大切です。まずは深呼吸をして気持ちを落ち着けましょう。)
誰だって、いきなり「こうして欲しい!」「直して!」と言われても、相手も自分なりの考えがあっての行動なので、改善するどころか素直に受け止めることすら難しいものなのです。
愛するパートナーとお互いに心地良い関係、より良い関係を築いていくためにも、この「フィードバック&アイメッセージ(&アドバイス)」の順番で伝えることをお試しいただければと思います。
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